2008年12月28日
Primeハンマー用ステンレスローラー
こんにちは、工場長です。
本日は妙な部品のご紹介です。

この部品ですが、これはPrimeハンマー用のステンレスローラーといいます。
SUS304削り出しで強度はバツグンですが、画像右のベアリングに比べると動作性は下がります。
では、なぜこんなものが必要かといいますと、そもそもPrimeのハンマーに付属しているベアリングは
突き出し量が多すぎてノーマルのボルトに使いますと、かなりの確率でボルトを陥没させてしまいます。
穴があくところまでは行かないのですが、動作に影響が出る程度には陥没するわけです。
このローラーは画像でも見て取れるかもしれませんが、直径をローラーとして動く限界まで追い込んで
ありますから、陥没を最小限度にとどめることが可能なのです。
また、ボルト自体をスチールにしたところで、ラジアルベアリングはインパクトのある部分には
使用自体が向きませんから、いずれの圧壊からは逃れられないと言うことになります。
そこで登場するのが、このローラーです。ノーマル、ノーマル同形状のカスタムハンマー
より動作性が向上し、かつPrimeのハンマー付属のベアリングよりも長寿命となります。
もちろん、これはセッティングの違いに過ぎませんから、どちらがいいかはオーナー様の判断となります。
ベアリング圧壊した。陥没した。そういう場合には、ぜひともご一考くださいませ。
今年は最後の更新になります。それでは皆様良いお年を。
本日は妙な部品のご紹介です。

この部品ですが、これはPrimeハンマー用のステンレスローラーといいます。
SUS304削り出しで強度はバツグンですが、画像右のベアリングに比べると動作性は下がります。
では、なぜこんなものが必要かといいますと、そもそもPrimeのハンマーに付属しているベアリングは
突き出し量が多すぎてノーマルのボルトに使いますと、かなりの確率でボルトを陥没させてしまいます。
穴があくところまでは行かないのですが、動作に影響が出る程度には陥没するわけです。
このローラーは画像でも見て取れるかもしれませんが、直径をローラーとして動く限界まで追い込んで
ありますから、陥没を最小限度にとどめることが可能なのです。
また、ボルト自体をスチールにしたところで、ラジアルベアリングはインパクトのある部分には
使用自体が向きませんから、いずれの圧壊からは逃れられないと言うことになります。
そこで登場するのが、このローラーです。ノーマル、ノーマル同形状のカスタムハンマー
より動作性が向上し、かつPrimeのハンマー付属のベアリングよりも長寿命となります。
もちろん、これはセッティングの違いに過ぎませんから、どちらがいいかはオーナー様の判断となります。
ベアリング圧壊した。陥没した。そういう場合には、ぜひともご一考くださいませ。
今年は最後の更新になります。それでは皆様良いお年を。
2008年12月26日
WAM4用レコイルプラグ

皆さんこんにちは。工場長です。先日の予告どおりレコイルプラグのご紹介です。
上がLMT実物、下が当方のオリジナルパーツのプラグになります。
全長はほぼ同じサイズになっております。

基本的には実物に準拠した寸法となっていますが、大きく異なる点もあります。
それは、数箇所の直径が太くなっている点です。
これにより、実物、あるいは実物レプリカでは適切に固定できないWAノーマル線径レコイルスプリングを
適切に固定でき、スプリングの暴れによる無駄なロス、異音をカットします。
ジュラコンをCNC切削で高精度加工し、材料由来の軽量さにより高速動作を実現します。

さらに実物、あるいは実物レプリカには搭載されることの多いショックレス機構を排除し、空気抜き穴を
設けることにより、更なるフリクションロスを低減、30g以下という劇的な軽量化を実現しました。
燃費の向上、高速動作、レコイルの増大をお望みでしたら、是非お引き合いを。
以上レコイルプラグのご紹介でした。それではまた。
2008年12月25日
工場からまたしても部品が・・・・

皆様こんにちは。工場長です。
一部ですが、2種類の部品が届きました。
一つは以前から販売していました、リアスサイズ用ボルトスペーサーの改良型で、今回新製品の
レコイルプラグの空気穴に合わせて空気穴が追加されました。

左が旧型です。もともと少し長いものをお客様の個体、好みに合わせてペーパーで削っていただける
様になっていますので、組み付けずみの旧型と比べると全長に差があります。
今回は差込部分も少し延長して一体感を増しています。

見ていただければわかる通り、穴があります。この部品自体の穴はあまり意味があるものではないですが、
相手方のレコイルプラグと合わさることに意味があります。
次回はレコイルプラグの詳細をご報告いたします。それではまた。
2008年12月21日
先日のパーツの正体

みなさま、こんにちは。
工場長です。
先日UPさせていただいた部品の正体をUPさせていただきます。
取扱説明書を兼ねていますので、少し長いですが、お付き合いください。
まず、このようにG&Pのキットのアウターと取り付けたい電動用インナーバレルと先日の部品、バレルスペーサーを用意していただきます。
この時のアウターは内径が8.9mmから8.7mm程度であれば、G&Pに限らず使用していただけますが、
メインは電動用も含めG&P用と思っていただければよろしいかと。

次に、アウターとインナーをこのように組み合わせます。

そして細心の注意を払って、スペーサーを差し込みます。
この時、部品のテーパー加工されている側の端面を先に差し込むようにしてください。
固い場合はシリコンオイルを多めに噴く、バレルとインナーを事前に冷やしておく、それでも固い場合は限界まで入れて、余った分は良く切れるカッターナイフで切断するのもありです。十分注意してくださいね。

この画像のようにツライチになったら完成です。

きちんと組めましたら、このように落下しないくらい効きますが、抜こうと思えば抜けます。
以上、バレルスペーサーの組み込みでした。
それではまたー
2008年12月19日
2008年12月14日
初めまして。
初めまして。部品を作っていきたい工場長です。
今日は初めましてのご挨拶を兼ねまして、WAのM4用に初めて作った部品のご紹介です。
WAのM4も発売から1年が経ち、部品も充実してきましたね。
うちの社長も遅ればせながら、3ヶ月ほど前にWAのM4を手に入れてご機嫌でしたが、
そこは人の欲に際限はないようで、早速Primeのスチールボルトをいれ、アレを入れ、コレ入れと、
そして、ついには井勝のM4用フレームをオークションで手に入れたのです。
さて、みなさまも方々でご覧になったり、お聞き及びかと思いますが、リアルサイズを呼称する井勝の
フレームにはボルトを延長する部品が付属するのですが、これが曲者でした。
まず、ノーマルボルトに太くて付かない。Primeにも太くて付かない。最後には長い。
謎ですが、それはこの業界。良くある話です。
実はオークションで手に入れたフレームの延長部品も前の持ち主の方が、加工をしてすでに使い物に
ならないような状態だったのですが、それでも太くて長いことには変わりがない無いわけです。
削るにしても精度良く削るのが難しかったので、新造してしまえと下命がくだったのです。
材料は黒色ジュラコンで割れを防止するためにOリングもいれろとの命令。
そこで作ったのが、画像のものです。
当初5ヶだけをつくって、チームメンバー用に置いておこうかと思ったのですが、世の中困っている人も
多いようで、オークションに出品したところ、すぐになくなってしまいました。
画像のものは再生産分で、すでに行き先がきまっているものです。
こうして、社長のM4に問題が発生するたびに部品を作る仕事がはじまったのです。
みなさま、こんなブログで、こんな工場長ですが、これからもよろしくお願いいたします。
今日は初めましてのご挨拶を兼ねまして、WAのM4用に初めて作った部品のご紹介です。
WAのM4も発売から1年が経ち、部品も充実してきましたね。
うちの社長も遅ればせながら、3ヶ月ほど前にWAのM4を手に入れてご機嫌でしたが、
そこは人の欲に際限はないようで、早速Primeのスチールボルトをいれ、アレを入れ、コレ入れと、
そして、ついには井勝のM4用フレームをオークションで手に入れたのです。
さて、みなさまも方々でご覧になったり、お聞き及びかと思いますが、リアルサイズを呼称する井勝の
フレームにはボルトを延長する部品が付属するのですが、これが曲者でした。
まず、ノーマルボルトに太くて付かない。Primeにも太くて付かない。最後には長い。
謎ですが、それはこの業界。良くある話です。
実はオークションで手に入れたフレームの延長部品も前の持ち主の方が、加工をしてすでに使い物に
ならないような状態だったのですが、それでも太くて長いことには変わりがない無いわけです。
削るにしても精度良く削るのが難しかったので、新造してしまえと下命がくだったのです。
材料は黒色ジュラコンで割れを防止するためにOリングもいれろとの命令。
そこで作ったのが、画像のものです。
当初5ヶだけをつくって、チームメンバー用に置いておこうかと思ったのですが、世の中困っている人も
多いようで、オークションに出品したところ、すぐになくなってしまいました。
画像のものは再生産分で、すでに行き先がきまっているものです。
こうして、社長のM4に問題が発生するたびに部品を作る仕事がはじまったのです。
みなさま、こんなブログで、こんな工場長ですが、これからもよろしくお願いいたします。
