2011年01月20日
SPR Mk12 Mod0 18in Barrel⑤
こんにちは、工場長です。
表題の通り、SPR用バレルの記事です。
以前からお話しておりました通り、無事完成いたしましたので画像を掲載してみたいと思います。
到着すぐの写真撮影をすっかり失念して、仮組み完了以降の画像ですので、それなりに汚れたりしてますが、
どのみち写真の技量も大概なので、そこはご愛嬌と言うことで・・・・・。
表題の通り、SPR用バレルの記事です。
以前からお話しておりました通り、無事完成いたしましたので画像を掲載してみたいと思います。
到着すぐの写真撮影をすっかり失念して、仮組み完了以降の画像ですので、それなりに汚れたりしてますが、
どのみち写真の技量も大概なので、そこはご愛嬌と言うことで・・・・・。

結合させた状態での画像横からです。まだらな感じですが、これは組み込み時に使用したシリコンオイルです。
今回、完全に締めこんだ状態で、実銃と同じようにピン穴開口を後加工で行ないましたので、バレルとのクリアランスの管理は実銃と同等に完璧です。
同時にフロントサイト取り付け溝の水平度も、WA方式では勝負にならないほどの精度を見せています。

エクステンション後端面からの画像です。BB弾突入角度の変更を行ないましたが、これも成功でした。
チャンバーのスロープに妙な追加工を施すことをせずとも、BB弾にキズ一つ付ける事無く、給弾を終了させることが可能でした。
一点だけ公差の関係でチャンバー自体のアルマイト部を剥がす必要がありましたが、それ以外では加工は無く組み込み可能でした。

エクステンション単体です。WA方式のリアルサイズを謳っているバレルでは2mm以下の薄いフランジでバレルを固定しますが、
当方では実銃と同じ固定方式、同じフランジ寸法を実現し、本当の意味でのフリーフローティングを実現しました。
バレル側にフランジが存在するバレルでは絶対にフリーフローティングにはなりえないので、今回の設計思想である、バレルアッセンブリのみで模型として成立させると言うことで本当のフリーフローティングを実現しました。
同時に、外径の寸法、公差の設定も完璧に行ないましたので、下の画像のようにバレルをバレルナットによって固定せずともレシーバーが脱落しません。
また天地方向を逆にしてもバレルが落ちることはありませんでした。
勿論、分解結合はスムーズです。
下の画像では他に回転止めピンの勘合をよくご覧いただけると、このバレルアッセンが持つ精度の一端が垣間見えると思います。

箇条書きになりますが、マズル近辺の画像です。

よくあるキャップボルトで止めるタイプのフロントサイトではなく、テーパーピンによる固定を行なうタイプです。
また手によるサイトアジャストが可能なタイプです。
バレルスペーサーもレプリカにありがちなフロントサイトに密着するのではなく、実銃同様に内径の差によって、分解結合を繰り返しても一定の位置に止まるように外径切削を行ないました。
固定用イモネジも、バレルに不必要なキズをつけないよう、必ず一定の場所に固定できる用に、僅かにザグっています。
最後に、全ての部品を組み込んだ状態が、下の画像となりました。

以上、SPR用のバレル完成のご紹介でした。どうやら実銃用サイレンサーと同等のステンレスを使用してSPRサイレンサーを作成するかもしれないそうなので、実現しそうでしたらまた図面の段階でご案内申し上げます。
工場長でした。
Posted by 工場長 at 19:33│Comments(0)
│部品
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