2010年07月29日

SPR Mk12 Mod0 18in Barrel③

こんにちは。工場長です。

引き続き、WAM4向けSPRバレルの作成のレポートを続けていきたいと思います。

SPR Mk12 Mod0 18in Barrel③

と、言いましても今回はバレル自体の作成レポートではありません。

今回作成するバレルを含むアッパーレシーバーに使用するサプレッサーは、
ディテールの関係でVFC用に決定されましたが、ここにきて問題が発生しました。

G&P用のサプレッサーの取り付けネジは実銃用ハイダーと互換するのですが、
VFC用はネジの規格がG&Pあるいは実物に対して、オーバーサイズのVFC独自に設定されているため、
実銃用ハイダーには装着できないと言うことがわかりました。

よって、VFC用サプレッサーを実銃用ハイダーに使用する場合は新たにジョイントを作成しなくてはいけなくなりました。

今回新たに作成するサプレッサー用ジョイントはクロモリから削り出し、高硬度のハイダーを相手に、
頻度の高い着脱を繰り返し、サプレッサーのネジがバカになってしまう事態を避けます。

さらに不自然なほど短いサプレッサー本体との結合ネジを適切に延伸し、
ネジ部以外のサプレッサー内壁との勘合部の寸法も見直し、剛性を追求します。

センター出しをバレルスペーサーのみに依存するのではなく、ハイダー先端部でもあわせて保持する形に改良を行ないます。
これによってサプレッサー内部に肉厚のクロモリによる隔壁も設定でき、減音の一助となるはずです。

また減音と言う観点から見るのであれば高比重のクロモリ削り出しのジョイントの重量それ自体が、
更なる減音効果を発揮すると思われます。

今回作成したアウターでも無理にVFC用サプレッサーを使用せずとも、G&P用サプレッサーはそのまま装着できる設計になっていますが、
ここは趣味の問題ではないでしょうか。

現在、アウターバレルの設計は終了し、生産を待つばかりです。
続報が届きましたらレポートいたします。
それではまた。




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Posted by 工場長 at 11:17│Comments(0)部品
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